こんにちは、前原です。今回のテーマは、専門職の方にとっては多少イライラしたり、ムカついてしまう内容かもしれませんが、どうか怒らず最後まで聞いて下さい。日々、コンサルティングで現場に訪問したりZOOM面談でケアやリハの質向上で売上は伸びないんですかというご相談を頂きます。結論としては、残念ながら最初からは伸びないんですね。というのも、訪問看護ステーションや訪問介護を開設した時点で、サービスの質向上だけにこだわっていたら相当トンチンカンです。もう、倒産・廃業コースまっしぐらですね。と言うと現場で汗水垂らして駆けずりまわっている看護師さんや療法士さんに怒られそうですが…良いケアやリハを提供するのは前提です。ご利用者様に対しての姿勢や専門職としての姿勢としては素晴らしいですし、素敵だと思います。まぁ、提供するサービスの内容は違えど、私もコンサルタントの傍らヘルパーで現場を駆けずりまわっているのでよくわかります。しかし、しょっぱなから、そこだけに注力するのは危険なんです。やはり、現状に応じたステージがあるので簡単に解説します。まず、企業のライフサイクルとしては、・幼年期 :起業・創業・成長期 :事業成長・成熟期 :業務改善・生産性向上・衰退期 :残存利益獲得・撤退・新規事業創出この4つの段階があります。で、開設したしょっぱなの時は、幼年期にあたります。この段階ではひたすら集客に戦力を集中してください。ここにおける経営資源は時間なんです。開設した当初は、まだご利用者様が少ないので正直、時間に余裕があると思います。その時間を使ってひたすら営業回りをしてください。よく、「集客なんかしなくても、良いケアやリハビリを提供していけば口コミが広がり経営が安定するから」と考え集客を疎かにする方は結構多いんですね。そもそも口コミが広がるのは時間が掛かりますので口コミだけが広まって新規ご利用者様の紹介がバンバン来るというのは幻想です。地方の競合が少ないエリアであれば、独り勝ちできるかもしれませんが都市部を想定してこの記事は書いております。重要なのは集客でご利用者を集めないと、良いケアやリハビリすら提供できないという原則を忘れてはいけません。中小零細訪問看護ステーション、訪問介護の最大の武器は何なのか、それを今一度、考えなくてはいけません。それは、時間とスピード力です。そこを意識しなければ負け戦を回避することはできません。この記事を見たので、今からすぐに行動していきましょう。もし、ご利用者の獲得を増やしたいと考えている方は下記リンク先からお問い合わせください。https://houmonkango-maehara.com/merchandiseb/前原 扶幸