こんにちは、前原です。今日のテーマは、どの企業にも当てはまる考え方ですが、訪問看護・訪問介護の経営・運営にも大切な考えなので、知らない人は最後まで見て今の人事やマネジメントに活用してください。この考え方を無視すると現場スタッフによるクーデターや不満大噴出など、とんでもないことが起きます。最悪、ステーションがポシャります。人材という言葉がありますよね。実は大きく4つに分類されます。①人財貢献度や評価が高い人、代えが効かない、なくてはならない人と捉えて下さい。例えば、営業成績が高い営業マン、組織の士気を上げる人、経営者を上のステージに引き上げてくれる人、メンターもこの人財に定義づけされます。訪問看護で例えると新規依頼が定期的に営業せず来るステーションの管理者や訪問スタッフなどです。端的に言うと絶大なプラスになる人ですね。②人材経営資源としての人。今後、教育や経験により人財になることが期待される人。新卒の社員もここに定義づけされます。端的に言うとプラスになる人、プラスが期待・見込まれる人ですね。③人在企業にいるだけの人(在る人)。一定の仕事をこなし、大きな問題は起こさないですが、受け身姿勢で自ら動く積極性や熱意に欠ける人。組織の多くの人がこの人在に当てはまります。端的に言うとプラスにもマイナスにもならない人ですね。④人罪言うまでもないですが、組織に悪影響をもたらす人のことです。例えば、成果を上げている同僚や後輩に対して悪口や陰口を言ってモチベーションを下げさせてしまう。最悪、退職に追い込んだりするわけです。「お局さん」なんていう言葉もここに定義づけされて使われることも多いですよね。この人罪は負のエネルギーの塊なので回りにいる人財・人材・人在にダメ人間ウィルスをばら撒いて感染させます。組織の士気や体制を根幹から崩壊させてしまう人なので迅速に対処したほうがいいでしょう。または付き合わないということを意識してください。正直、コロナウィルスよりタチが悪いと私は考えております。端的に言うとマイナスでしかない人ですね。恥ずかしい話、私もこの人罪になりかけていた側の人間なんですね。では何故、人罪から脱却できたのかは今後の投稿でお話できればと思います。■1:7:2の法則また、この法則も頭の片隅に入れて置いて欲しいと思います。今まで、4つのジンザイを紹介してきました。この1:7:2の法則は人財=1割、人材・人在=7割、人罪=2割におおよそ割り振られるという法則なんですね。なので、訪問看護・訪問介護の経営・運営も同じで人財・人材を如何に増やしていくことが超重要です。では、どうすれば人財・人材を確保できるのか知りたいですよね。それは、オウンドメディアを構築していくことに他なりません。ホームページやTwitter、Instagram、YouTubeなどで自社の働きやすい環境、独自性、福利厚生、一緒に働く訪問スタッフの雰囲気、経営者の情熱や将来ビジョンをアプローチしていき、それに共感した人財・人材の自己応募が来る仕組みにしていくことが今後の訪問看護、訪問介護経営で求められます。訪問看護・訪問介護 集客コンサルタントストラテジックプランナー前原 扶幸