こんにちは、前原です。日頃、無料相談で受けることが多いのですが、本日はそのことについて解説していきたいと思います。新規開設された訪問看護ステーション、訪問介護事業所の経営者の方に参考にしていただければと思います。「うちのステーションは新規開設したばかりで、実績が無いから集客できないんです」といった相談をよく受けます。でも、これは当たり前です。今、自社の商圏でぶっちぎりの成果を出している競合の訪問看護ステーション、訪問介護事業所、また、あなたの会社の顧問をされている独立されている税理士や会計士、コンサルタントの方も０からスタートしている訳です。もちろん、例外はありますが。しかし、ほとんどの誰もが最初は実績が無かった訳です。私もコンサルタントになった当初は何も実績が無かったです。実績がない中、お仕事をいただき、担当した初月は新規依頼１件というクライアントを今では毎月１０件～２０件ほど新規依頼をもらえるようになり売上が安定したステーションもあります。当然、私だけの成果ではなくクライアントの訪問スタッフや管理者と一緒に伴走してきた訳ですからチームの成果だと強く認識しております。今、「実績が無いから集客できない」と嘆いているあなた、現在の状況は誰もが通る通過点なのです。はっきり言って、努力の量は成果に比例しないです。ジリジリと横ばいで少しずつ小さな実績が積み上がっていきブレイクポイントに到達。一気に成果が出るというプロセスを辿っていきます。私も身をもって体感しました。最後にお伝えしたいことは、実績がないのであれば実績をつくるということを意識してください。実績がない状況で一番重要なのは、あなたの訪問看護、訪問介護の強みをケアマネさんに訴求して下さい。例えば、・訪問スタッフ個人の経歴や資格などのスキルを伝える・２４時間オンコール、土日祝日の訪問可能などのステーション体制を伝える・退院前カンファレンスや担当者会議への参加、こまめな介入状況の報告などのフットワークの軽さを伝えるそして、実績をつくるためには日々、小さなことを積み上げて下さい。そうすると、大した実績がなくてもお仕事が舞い込んできたりするんですね。それは、あなたの情熱が相手に伝わったり、面白い人だなっていう感じで興味を持たれるからです。小さなことを積み上げず実績をつくって成果を出したいと思っているのであれば、それは幻想です。今すぐ、そのビジネスを辞めた方がいいでしょう。また、実績がないから集客できないというのも幻想です。それは、あなたが勝手に先入観を抱いているからなんです。そもそも、相手に訴求しているつもりで、できていないということはよくあります。違った視点で見て、訴求方法を変えることも一つの手段です。まずは、今からその先入観を捨てましょう。捨ててからが本当のスタートになります。最後まで見て下さり有難うございます。前原 扶幸